指導者のためのナビゼミ

学習指導者に知ってほしい、子どもが着実にできるためのスモールステップの重要性

テーマ設定の理由

着実にできるためのスモールステップの重要性を知ってほしい

私たちセンタースタッフがあたり前に行っていることが、あたり前でないことに気付いたからです。
月1回の指導でも、着実にできることが増えるのは、子どもの抱えている困難さの原因の見立てと、50分の指導内容をスモールステップを考えて行っているからです。


何をどう教えたら良いか、目の前の子どもの発達段階がわからなければ、行き当たりばったりの時間になります。
28年間、大切にあたり前に行ってきたことを、敢えて今伝える時と思っています。


時間がないからこそ効果的な方法を考えるべき


学校現場は、現在人材不足と仕事量の多さで疲弊しており、かつ、働き方改革で残業ができず、根本の子どもの指導のことや教材製作のための時間がないと耳にします。
であるならば、なおさら、目の前の子どもの実態を掴み課題を解決するための方法を即座に考える力が必要であると考えます。

本セミナーをお勧めする方とは

保護者の方、子どもに指導・療育されている方、また成人の作業所の職員さんも歓迎します。
今回は、人にかかわる仕事をされる方に聞いて欲しい内容です。

実践で「形の弁別」を事例に行う理由とは


形の弁別の学習の教え方は、それ以降の文字や数の学習、プリントでの学習のベースとなります。
子どもに丁寧にスモールステップで、間違いさせない、テストではない指導を伝えるために一番伝えやすい内容です。


やまぐち発達臨床支援センターの「形の学習」で使用している教材


教材:形の弁別

教材:はめ板


私たちのセミナーの特徴とは


ダメ・違う・はやくを言わない指導を心がけています。
また、禁止・命令・禁止のことばを使いません
受ける側の気持ちになると、否定や命令ではやる気にはなりませんよね。


今回のセミナーで実現できること、または期待できること


タイミングや呈示した時の子どもの様子がわかるようになる。


指導者のスキルアップポイント
子どもはみんな違うことに気付くこと。
過去うまくいった方法に子どもを当てはめないこと。
あくまでも引き出しに入れておき、引き出しの中身をたくさんにし、子どもに合わせて引っ張ってこれること。
まずは、自分の指導場面をビデオに取り、何回も見直すこと。

ビデオ分析から、自分に足りないところに気付くことができる。

今回のセミナーでも、子どもの指導場面を見てもらい、どこを抽出したら良いかの視点を一緒に考えましょう。
実態把握とは、発達段階がわかる力、障がいの特性がわかる力、そしてその子のことがわかることが大切です。
参加者で共有しながら、一緒に考える場を設けたいと思います。

担当講師からお伝えしたい大切なこと

子どもにとっては、12年間しかありません。
一日一日が充実したものになるかどうかは、指導者次第です。
厳しいことを言ったかと思いますが、ご自分のお子様をこの先生に委ねたいと思える自分かどうかです。

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